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神前式

このページでは、神前式についての情報をまとめています。

神前式とは

神殿で行われる結婚式を神前式といいます。お互いの家族の結びつき大事にしている新郎新婦が選ぶことの多い、日本古来の結婚式のスタイルです。神職と巫女が新郎新婦の両家を結ぶ役目を担います。

新郎の衣装は「五つ紋付羽織袴」という和装礼装で、袴に白足袋・白草履を合わせるのが一般的なスタイル。新婦は白無垢・色打掛・引き振袖と和装の種類はさまざまですが、神前式の衣装として白無垢が多く選ばれています。白無垢は和装の花嫁衣裳のなかで最も格の高い衣装で、衣装すべてが神聖さを表す白で統一されているのが特徴。髪は日本結という頭の上部に髪の毛をまとめた形で髪飾りをつけ、綿帽子か角隠し(つのかくし)を被せます。

色打掛は赤や金などのめでたい色がふんだんにあしらわれた婚礼の式服で、色柄が豊富なので式に彩りを添えたいという新婦に人気です。

裾を引きずる形が特徴的な引き振袖は松竹梅といった縁起の良い柄が多く、神前式ではほかの衣装よりも現代寄りの印象を与えます。

家同士を結び付ける意味を持つ結婚式として昔から行われている式のスタイルなので祖父母世代になじみ深く、新郎新婦の世代には新鮮に感じるでしょう。幅広い年齢層のゲストを招待するのに向いている結婚式のスタイルです。

神前式の流れ

実際の神前式の流れを紹介します。

神前式の一般的な流れ
  1. 参進の儀
  2. 入場
  3. 修祓(しゅばつ)の儀
  4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)の儀
  5. 誓盃(せいはい)の儀・三々九度(さんさんくど)の儀
  6. 指輪の交換
  7. 誓詞奏上(せいしそうじょう)
  8. 玉串拝礼(たまぐしはいれい)
  9. 神楽奉納(かぐらほうのう)
  10. 親族盃の儀(しんぞくさかずきのぎ)
  11. 斎主挨拶(いわいぬしあいさつ)
  12. 退場

難しい作法はほとんどなし

難しい言葉が並んでいますが、特別な儀式はなく、特別な作法が必要な場合は巫女が教えてくれます。

修祓の儀は神職が祓い(はらい)言葉を述べて身のけがれを清める儀式です。

祝詞奏上は、神職が新郎新婦の結婚を神々に報告し、ふたりの幸せが永遠に続くようにと祈るための儀式のこと。 誓盃の儀は大中小3つの盃でお神酒(おみき)を頂き、夫婦の永遠の契りを結ぶ儀式です。式場によっては三々九度の儀と呼ぶ場合もあります。

誓詞奏上は、新郎新婦が誓いの言葉を読み上げる儀式のことです。

玉串拝礼は新郎・新婦、仲人、両家代表の順で神に玉串をささげる儀式。紙垂(しで)・木綿(ゆう)をつけた榊の枝を「二拝二拍手一礼」の作法でささげます。榊の枝を通して願い事を届けるといった意味を持つ重要な儀式です。

神楽奉納では新郎新婦の門出を祝い、巫女が神楽に合わせて舞を奉納する儀式。神社によっては式順に入っていない場合や、別の順番に組み込まれている場合などがあります。

親族盃の儀は両家が親族となるための意味を持つ儀式です。巫女が注いだお神酒を一同規律して3回で飲み干すことで、親族としてのつながりを持ちます。

斎主挨拶は、式が無事に終えられたことを神職が神に報告する儀式のこと。斎主は神職を指します。

神職と巫女のサポートがあるから困りごとはほとんどなし

さまざまな儀式が組み込まれていますが、所要時間は20~30分ほどです。事前に式の流れがありますし、式の最中も何をしたら良いのか指示を出してもらえるので、当日に緊張することはありません。誓詞奏上は現代言葉で書かれていないので、事前に確認をする場合があります。

基本的には神職と巫女が式の流れをサポートしてくれるので、式順や作法などで困ることはほとんどないでしょう。

神前式の準備

神前式への参列経験がないと、結婚式までをどのようなことをしたら良いのかイメージしづらいことでしょう。こちらでは神前式を行うまでに押さえておくべき流れを4つに分けて紹介しています。

神社選びはネット・雑誌の情報を収集して

神社に祀られている神様にもこだわりを持っている人は、エリアを決めてからそこにある神社と神様を調べるとスムーズです。神社の詳細はネットや雑誌などをフル活用しましょう。ネットには神社の歴史から祀っている神様まで詳しい情報を得られます。

見学の受付窓口が違う場合に注意

式を挙げたい神社を見つけたら見学の予約を入れましょう。神社の中には予約を神社自体で行っているところもありますが、結婚式場に委託している神社もあります。予約の際には必ず結婚式の受付窓口を調べ、予約の受付先を確認してから見学予約を行ってください。

神社の案内者に式の事前確認をしておく

見学の際は神社の関係者かウエディングプランナーが案内してくれます。これも結婚式に委託されているかどうかで変わってくるでしょう。見学時点で巫女の舞があるか、冷暖房は設置されているか、収容人数がどれくらいかの3点を確認しておくと安心です。

見学して気に入った神社を見つけたら申込金を払い、日程を押さえて契約になります。

結婚式当日までの打ち合わせはほかの挙式と変わらない

打ち合わせは結婚式をする日からの期間によりますが、3~4ヶ月前からの打ち合わせがスタート。衣装選びや収容人数、式の流れなどを決める内容はほかの挙式スタイルと変わりません。

古くからある儀式のようなイメージが強い神前式ですが、現在はその雰囲気のみを取り入れているところも少なくありません。親族だけしか参列できないと思われがちですが、友人・知人も参列できますし、現在は結婚式場内に神殿を設けているところもあります。結婚式場での披露宴を考えているのであれば、結婚式場での神前式を考えてみても良いでしょう。

広島で神前式ができるおすすめ神社一覧

広島県内には神前式を挙げられる神社がたくさんあります。その中でも縁結び・家内安全のご利益がある神社を紹介。四季折々の自然が楽しめる神社もあるので、神社の雰囲気・ロケーションにこだわる人は要チェックです。

厳島神社

住所 廿日市市宮島町1-1
アクセス 「宮島フェリー乗り場」徒歩10分
収容人数 40~50名
初穂料 10万円

特徴

厳島神社は世界文化遺産に登録されている、広島県が誇る神社です。宮島の海を一望できる場所に位置しており、四季折々の自然が楽しめます。春は桃色に色づく桜の木々の下で幻想的な雰囲気を味わえるでしょう。夏は緑が萌える木々に囲まれて、秋は真っ赤に燃える紅葉を眺められます。冬のうっすらと雪化粧をまとった厳島神社を眺めながら挙げる結婚式は、より神聖な雰囲気に包まれるはず。四季によって表情を変える宮島の自然と、雄大な海を眺めながら結婚式を挙げられます。奈良時代の建築様式が残る拝殿は、神が宿る島の名前にふさわしい厳かな雰囲気を味わえるでしょう。朱塗りの回廊を和装で歩くという一生ものの経験ができるのも厳島神社ならではです。

広島護國神社

住所 中区基町21-2
アクセス アストラムライン「県庁前駅」徒歩8分
収容人数 64名
初穂料 7~15万円

特徴

広島市内ながら緑豊かな自然に囲まれている広島護国神社。戊辰戦争で戦没した広島藩士を二葉の里の水草霊社に祀ったのが始まりとされています。明治時代に建立されましたが平成5年に本殿と拝殿が立て替えられ、平成21年にはすべての施設が改築を終えました。左右対称の本殿は厳かな雰囲気をまとっています。これから寄り添っていくふたりの永遠の誓いを立てるのにふさわしい場所といえるでしょう。特別挙式を行う場合は、神社正面の鳥居をくぐり、参拝者に見守られながら神社へと向かえます。広島護国神社でできるのは神前式のみ。衣装着付けや写真などは神社で用意してくれるので心配はいりません。披露宴はできませんが、神社が広島市の中心地にあるのでさまざまな結婚式場が選べます

広島東照宮

住所 広島市東区二葉の里2-1-18
アクセス JR「広島駅」徒歩8分
収容人数 2~40名
初穂料 2~4万5,000円

特徴

徳川家康(東照大権現)を祀っている広島東照宮は、広島藩主で徳川家康の外孫にあたる浅野光晟(あさのみつあきら)によって造営されました。安産・子育て・子孫繁栄・家内平安・病気平癒を願って訪れる人も多い神社です。昭和20年の原子爆弾により本殿と拝殿が消失してしまいましたが、その後復建。現在は広島市の重要文化財に指定されています。二葉山のふもとにあるため、周りには色鮮やかな緑が一面に広がっています。自然の清々しい空気と厳かな雰囲気を感じられるでしょう。朱塗りの拝殿で親族に見守られながら執り行われる式は、新郎新婦にとっても両親族にとっても記憶に残る印象的な式になるはずです。挙式後は拝殿前での撮影ができます。

比治山神社

住所 広島市南区比治山町5-10
アクセス 広島電鉄「比治山下駅」徒歩3分
収容人数 4~40名
初穂料 8万円

特徴

瀬戸内海一面をのぞむ比治山公園の目の前にある神社です。神社本庁から別表神社として選定されていることでも知られています。広島県内の数多くの神社のなかでも選ばれているのは九社のみ。それだけ格式高い神社なのです。神社には縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をはじめとする数多くの神様が祀られています。結婚式を行うのは、三間社流造の本殿。古くからの様式を守っている格式のある神前式の作法に沿って式を進めていきます。神様を祀る荘厳な雰囲気の中で目にする神前神楽舞は、一生に一度の永遠の愛を誓いあうのにふさわしい場所でしょう。挙式後は自然豊かな自然とともに記念撮影ができます。比治山神社での神聖な体験は、新郎新婦だけでなくゲストの心の中にも深い印象として残ることでしょう。

住吉神社

住所 広島市中区 住吉町5−10
アクセス 広島電鉄江波線「舟入本町駅」徒歩7分
収容人数 不明なのでお問合せください
初穂料 5~10万円

特徴

広島三大祭の一つとして有名な夏祭を開催している住吉神社。1733年に建てられたこの神社では縁結び・学問学芸成就などのご利益があるといわれています。祀られているのは表筒男命(うわつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのみこと)の3柱。江戸時代に浅野藩の船の守護神として信仰されていたため、航海安全のために訪れる人も多いようです。「結婚は人生航路の再スタート」との考えにより、神様に人生行路を守り導いてもらうためにお参りに来る新郎新婦も多くいます。住吉神社の結婚式を挙げた二人は、これから長い人生を共に歩んでいこうという誓いが強くなることでしょう。結婚後の円満長寿が期待できる神社です。

大頭神社

住所 広島県廿日市市大野町5357
アクセス 「妹背の滝」バス停留所から徒歩5分
収容人数 不明なのでお問合せください
初穂料 5万円以上

特徴

厳島神社の縁の深い神を祭った社である摂社として、推古天皇603年に建てられたと伝えられている歴史ある神社です。国常立尊(くにのとこたちのみこと)や大山祗尊(おおやまづみのかみ)などの厳島神社の最初の神職である、佐伯鞍職尊(さえきのくらもとみこと)の三神をまとめていたといわれています。平清盛が安芸守(あきのかみ)と名乗っていた時代から始まって、戦国時代には毛利家や福島家、浅野家に保護されていました。その後、廃藩まで社領を与えられていたという名社でもあります。大頭神社は烏食祭や四烏の別れといった由緒ある神事も伝承されている神社としても有名です。朱色の鳥居と石の鳥居を通っていくと、石畳の道や朱色の木橋が現われます。しばらく進むと本殿が鎮座しており、神社から続いている遊歩道を進むと妹背の滝へ行くことも可能です。さらに進むと森林公園の経小屋山(きょうごやさん)へと続いています。

鶴羽根神社

住所 広島県広島市東区二葉の里2-5-11
アクセス JR「広島駅」徒歩10分
収容人数 不明なのでお問合せください
初穂料 不明なのでお問合せください

特徴

鶴羽根神社は鎌倉時代初期の1190年に創設された神社です。もとは椎木八幡宮(しいきはちまんぐう)と呼ばれていて、鎌倉、室町、戦国、江戸時代という悠久の時を刻んできました。江戸時代の後期からは広島城以東の総氏神、鬼門鎮守のお社であったという記録が残っています。明治の初期頃には神社裏の山の形が「鶴の羽根を広げた姿」に似ていたことから、「鶴羽根神社」へと改名されました。社には日本神話の中で、初めて結婚をされた神の伊佐奈伎乃命(イザナギノミコト)、伊佐奈美乃命(イザナミノミコト)や八幡三柱の神々が鎮座しています。広島でも屈指の由緒ある神社です。神々に見守られている歴史ある場所で、ふたりの永遠の愛を誓ってはいかがでしょうか。